看護師として働くということは働かせてもらうということでもある。

スポンサーリンク★

私は本当にそう思っています。私は大学病院で5年程務めた経験があり、その間に異動を何回か経験しました。

学生時代から要領が悪かった私は、実習中から自分は看護師に向いていないのではないかとよく思ったけれど、なりたい看護師になり、就職しました。憧れた職業。

でも朝早く夜遅く帰宅する日々。命を扱う現場、日々真剣な指導。緊張やプレッシャーはすごいと思います。

だけれども自分にしかできない看護があり、あの人にしかできない看護があって時には文句を言いながらも支え合って看護をして、そして患者さんやご家族がありがとうと言ってくれたり、笑顔を見せてくれたりすることがあります。

そんな瞬間はどんなに要領が悪い私でも、ドジな私でも、この人の役に立てたのかなと思えたりします。

また、患者さんやご家族は急な入院や病状の変化などで心身が苦しいときもあり、時には私たち看護師にきつくあたったり手をあげられそうになることもあります。初めは怖いと思うこともあるかもしれません。

でも患者さんやご家族の理解を深めたら怖いよりも寄り添いたいと思います。

初めはみんな戸惑うこともあるかもしれませんし自分に自信が無い人もいるかもしれません。

でも日々自分らしく一生懸命目の前の患者さんやご家族と向き合うことで自分にしかできない看護ができる看護師になれるはずです。(38歳、女性)

結婚や出産、子育て中に関わらず一生続けられる仕事が看護師の強み

看護師をしていて良かったと思うのは自分が働きたいと思う限り一生続けることが出来ることです。

特に女性は結婚は出産、子育てで自分の生活スタイルは全く違ったものになってしまいます。

結婚によって旦那さんの転勤で違う土地に引越したり、出産や子育てに時間を取られてそれまでの様に長時間の勤務時間が取れなくなったり、家事や育児と仕事の両立であったり女性が仕事環境について見直さなくてはならない場面は多々あります。

しかしそんな時にも看護師と言う職種は多くの働き方を与えてくれます。

まず地方でも都会でも病院やクリニック、介護施設等看護師が活躍する場は大抵あるので働き場所が無くて困ると言ったことはほとんどありませんでした。

そして勤務時間も短時間であったり長時間であったり、夜勤もする様な勤務であったり自分のライフスタイルに合わせて仕事量も調整することができます。

もちろんそれに伴って給与にも差が出ますのでしっかり高い給与をもらって家計を支えたいのか、またはそこそこな給与に抑えて旦那さんの扶養の範囲におさめたいのかも選択が可能です。

そう言った意味でも看護師の資格をもって働くと言うことは経済的にも時間的にも自分のいい様に調整可能な職業です。

そして社会に貢献していると感じることも出来る素晴らしい職業です。(39歳、女性)

入院している患者さんの回復の喜びを自分事のように感じることの素晴らしさ

病院にはいろいろな患者さんが入院されていますが、どこか体の調子が悪くて入っています。

家にいても少しも治らなくて、病院を訪ねてきた場合がほとんどですが、病院に入ることでそれが良くなり、少しずつ回復に向かいます。

最初はお世話をする看護師として、陰気な患者さんだなあと思っていた患者さんが、少しずつ明るくなってきて、私達担当看護師とも私語を交わすようになってきて、表情に明るさが戻ってきたら、大変うれしいものです。

病院に運び込まれてきたときは、多くの患者さんは、この世の終わりのような顔をしていますが、回復するにつれて口数が増えてきます。

そして、少し余裕が出てきたら冗談を言ってくれたりするようになるので、担当看護師としては少し落ち着くものです。

また、完全看護ということも有って、見舞いの人がほとんど来ない患者さんの場合、心のケアも看護師の方にかなり乗ってくることが多いです。

担ぎ込まれた当初は「二度と、社会復帰は出来ない」というくらいまで、メンタルが落ち込んでしまう患者さんが多いので、それを知り合い、家族がバックアップします。

単身者の場合、それがあまり期待できないので、看護師はある程度カバ-することになります。その場合、自然と看護する方も力か入ります。

いずれにしても、人の為になるということを全身で体感できる素晴らしい仕事だと思っています。(38歳、女性)

特別養護老人ホームで高齢者看護を経験して感じた事は私の宝です

私は特別養護老人ホームに勤務していて、勤続9年になります。

この職場に就職する前は、個人病院や大学病院、老人保健施設、派遣看護等、様々な仕事についてきました。

様々な仕事を経験してきたのも理由のひとつになりますが、私は高齢者看護の必要性と重要性を強く感じるようになりました。

看護師をしてきて、何度も人の生き死にを目の当たりにした中で、看護師としての無力感を覚え、看護師を辞めようと決意し、一時期看護師の職から離れた時期もありました。

ですが、ご縁があり、老人ホームへ就職し、高齢者の方々と日々を過ごす中で、以前感じていた無力感は、違う形へと変わっていくのがわかりました。

高齢者の方々は成人の方々に比べ死が身近にあり、いつ人生の幕引きがあってもおかしくはありません。

ですが、いつ人生の幕引きが起こってもいいように、又、素晴らしい人生だったと、本人にも、その家族にも思って最期を迎えていただけるような看護の仕方もあるのだ、と気づきました。高齢者1人1人の日々の生活や、人生に寄り添う看護は、簡単ではないし、マニュアルもありません。

ただ、看護師だからこそできること、伝えられることがあり、仕事に誇りを持って日々の業務にあたっています。

高齢者看護に携われたからこそ、看護のあり方を見つめ直すことができ、また、看護師であって良かった、と心から思う事ができました。(41歳、女性)